生徒達を指導していると、いくつか
気になるポイントがでてきます
わかるとできる 再び もそうですが、
最近は「長文を読む体力が落ちているな」と感じます
生徒達の長文の読み方
生徒達は長文問題を解くときに、
設問と該当箇所だけを読んで解く、
ひどいときには該当箇所さえ読まずに
解くこともあるようです
ほぼ勘頼みで単語をつなぎ合わせて
某少年探偵並の推理力で解答しているので
長文の正答率がよくて1~2割
2級レベルの長文だと全滅もあります
一緒に長文を読んでみると
あまりにひどいので、一緒に本文を読んで
解いていくと
3パラグラフぐらいで疲れてしまうようで、
ほぼ思考停止状態に陥ってしまいます
長文を読む体力がないのを感じます
長文読解が大変な理由ー英語と日本語の違い
英語と日本語は、
述語の位置
主語と目的語の曖昧さ
前置詞と助詞の違い
be動詞の有無
など違いが大きく
「対極の言語」と称されることもあります
長文読解が大変な理由ー長文読解の体力が必要
英語を理解するには
日本語と英語の違いを認識して(文法)
入ってくる情報を理解できるように
処理していく作業が必要になります
長文はこれに加えて
読みとった内容を理解し、
展開させていく力が必要です
パラグラフが長くなればなるほど、
その処理と理解を積み上げていく
脳労働の体力(脳力?)が必要になっていきます
長文読解の体力がないと
長文の読み方を教えられていない、
また十分に訓練されていない状態で
大量の英文を、スキャニングやスキミングといった
速読・解答するように指導されると
生徒達は最初に述べた読み方で長文を読み、
ひたすら問題を解いていきます
それは「速読」というよりは
「推読」といったレベルの読解状況で、
運がよければ推理が当たっている、
あるいは国語力が磨かれることはあっても
内容はほとんど理解できていないようです
原因は?
必要な情報をすばやく得ることを求められる
共通テストや大学入試に合わせて
長文のフォアグラ状態に陥っているからなのか
(自分自身も実感しますが)
スマホやネット検索で必要な情報だけを得て
英語日本語関わらず長文が読めなくなっているからなのか
逆にこうした読み手に合わせて文の書き方が変わっていくのか
生徒達に、文を正確に読む力、それから
素早く読み下していく方法を育てつつ
非常に興味深く探っていきたい現象です